【暗号通貨読書会#5】複数のブロックチェーンを連携させる仕組み に行ってきた

昨日行われたホワイトペーパーの読書会に参加してきました。

cryptocurrency.connpass.com

実際に読んだホワイトペーパーはこちら

https://blockstream.com/sidechains.pdf

読書会となっていますが、人数も多かったせいか、中村さん(今回講演してくれた方)がホワイトペーパーを画面に写しつつ、要約してくれるという、若干講義形式となっていました。

ホワイトペーパー上では

  1. bitcoinが出てきた背景
  2. その中で出てきた課題
  3. sidechainによって解決されるもの

を導入として紹介した後

  1. sidechainの性質
  2. sidechainの技術
  3. sidechainの問題点
  4. 今後の展望

を紹介している論文となります。

sidechainが実現されると、altchain(bitcoinとは異なる技術のブロックチェーン)の開発コストが削減され、より技術が進んでいくでしょうという内容でした。

ただ、参加者の中からも話がありましたが、この論文だとまだ妄想の世界を書いてるにすぎないという印象です。 contest period(sidechainからbitcoinに戻すときに、validationにかける時間)をそれなりに長くするというのは、非常にアナログな考えで脆弱なイメージでした。 その中で、今回たまたまBlockStream社の方も参加されており、最新のsidechainの説明もしてくださいました。

  • 来年にOSSが公開される
  • 日本語のドキュメントも作成されるはず
  • 実際に導入している企業も出てきている

ということで、来年からより活発化されるんじゃないかなとおもいました。

DigitalGarageの告知

最後にDigitalGarageさんから告知があったのですが、来年の2月にbitcoinのコントリビューターを日本にも増やすという目的で、 参加費据え置きで3日のエンジニア向け技術ハンズオンを行うらしいです。 まだ講演者に声をかけている状態とのことで、詳細がリリースされたら見てみようと思います。